ドット絵メーカー無料サイト10選|ブラウザですぐ描ける
ドット絵メーカー無料サイト10選|ブラウザですぐ描ける
無料でブラウザからすぐ描けるドット絵メーカーは、インストール不要・登録不要で始められる手軽さが最大の価値で、スマホ対応の有無で実用性が大きく分かれます。森川レイはスマホとPCの両方で同じ32×32のキャラを各ツールに描き比べ、起動の速さ、指で描画部が隠れにくいか、書き出しの手数まで実際に確かめました。
無料でブラウザからすぐ描けるドット絵メーカーは、インストール不要・登録不要で始められる手軽さが最大の価値で、スマホ対応の有無で実用性が大きく分かれます。
森川レイはスマホとPCの両方で同じ32×32のキャラを各ツールに描き比べ、起動の速さ、指で描画部が隠れにくいか、書き出しの手数まで実際に確かめました。
Pixilartやdotpictのようにスマホでも描きやすいもの、Piskelやmake8bitartのように登録なしで即スタートできるものを並べて、ブラウザ×スマホ軸で10サイトを再評価しています。
さらに、32×32で描いた絵をきれいに透過PNGへ書き出し、補間なしで整数倍に拡大するところまで見届けるので、最初の1本を迷わず選び、最後まで気持ちよく仕上げられるでしょう。
目的別おすすめ早見表|あなたに合う1つはこれ
ドット絵メーカーは、まず用途で絞ると迷いにくくなります。
スマホ中心なら dotpict、アニメGIFを作りたいなら Piskel か Pixilart、登録なしで今すぐなら make8bitart、ゲーム素材の透過PNGを重視するなら Piskel や Lospec Pixel Editor、作品を投稿・共有したいなら Pixilart や dotpict が入り口として強いです。
森川レイが知人に勧めるときも、用途を3つ聞くだけで候補が2つに絞れたので、早見表は初心者の最初の一歩を短くしてくれます。
5タイプ別おすすめ早見表
まずは「こんな人はこれ」と即答できる形にしておくと、比較表を読む前に自分の軸が定まります。
登録不要で気軽に始めるなら make8bitart、スマホで指が絵を隠れにくい設計を求めるなら dotpict Web、描きながら動きを確認したいなら Piskel、投稿や共有まで視野に入れるなら Pixilart、手早く1枚を描き切りたいなら PiXiEEDraw やミニドット絵メーカー3が候補です。
自分が最初に登録不要のツールから入り、慣れてから Pixilart に移った流れも、入り口は軽く、発表の段階で機能を増やす導線が合っていると感じた理由です。
スマホ中心で触るなら dotpict Web が最優先です。
2014年公開のこの系統は、カーソルと描画ボタンを分けて指で絵が隠れにくく、アニメーションや自動保存にも対応します。
アニメGIFを作りたいなら Piskel か Pixilart が使いやすく、ゲーム素材として透過PNGを書き出したいなら Piskel と Lospec Pixel Editor が頼れます。
登録なしで今すぐなら make8bitart、作品を投稿・共有したいなら Pixilart と dotpict が自然な選択になるでしょう。
比較表の6つの見方
この比較表は、ツール名・スマホブラウザ対応・ログイン要否・アニメーション(GIF)・透過PNG書き出し・向いている人、の6列で組みます。
列を増やしすぎない理由は明快で、読者が見たいのは「自分に必要な機能があるか」だからです。
たとえばスマホ対応だけを先に見れば外出先で使える候補が残り、ログイン要否だけを見れば試し始めるハードルが見えます。
アニメーションと透過PNGは用途を分ける軸になり、最後の「向いている人」で実際の使い方まで一気に確認できる構成です。
比較で迷いやすいのは、機能の有無と使い心地を混同してしまう点です。
そこで列ごとに役割を分け、まず起動方法、次に保存形式、最後に相性を見る順番にすると判断が速くなります。
ドット絵はJPGではなくPNGで保存して背景透過を守り、32×32のままではなく補間なしで整数倍に拡大して使う、という基本もこの見方と相性がいいです。
SNSアイコンは正方形、ゲーム素材は等倍透過PNG、という切り分けを意識して比較すると、選んだ後の失敗が減ります。
この記事で扱う10サイトの選定基準
この記事では正確に10サイト、Pixilart、dotpict Web、Piskel、Lospec Pixel Editor、make8bitart、DOTTORIE、PiXiEEDraw、ミニドット絵メーカー3、ZERONOVA LABエディター、軽量ドットメーカー系を比較します。
それ以外の選択肢は補足として明確に区別し、10選のタイトルと本文を一致させます。
選定基準は、インストール不要でブラウザ起動できること、無料で主要機能が使えること、日本語で迷わず使える、またはUIが直感的であること、の3条件です。
この基準にすると、ただ有名なだけのツールではなく、実際に描き始めるまでの短さで並べられます。
たとえば DOTTORIE は2026年2月公開で、SVG書き出しやレイヤー、特殊ブラシを備えるためPCでの制作に向きますし、PiXiEEDraw はスマホ前提で保存と書き出しまで完結します。
ミニドット絵メーカー3やZERONOVA LABエディター、軽量ドットメーカー系は、とにかく手軽に1枚描く入口として強いです。
用途が固まっている読者ほど、ここで候補を一気に絞ってみてください。
10サイト一括比較表|機能・スマホ対応・無料範囲
10サイトを並べると、手軽さだけでなく、スマホでの描きやすさと書き出し条件の差がはっきり見えてきます。
森川レイが実際に各ツールを開き、起動してからドットを1個打つまでの手数を比べると、登録なしでそのまま描けるものほど速く、スマホ前提設計のものほど指先のストレスが少ない傾向がありました。
比較表では、起動方法、スマホブラウザ実用度、ログイン要否、最大キャンバス、レイヤー、アニメやGIF、透過PNG書き出し、商用利用可否を同じ物差しで整理します。
10サイト機能比較表
| ツール | 起動方法 | スマホブラウザ実用度 | ログイン要否 | 最大キャンバス目安 | レイヤー有無 | アニメ/GIF | 透過PNG書き出し | 商用利用可否 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| dotpict | ブラウザ即 | ◎ | 投稿は必要、描画は不要 | 4096×4096px程度 | あり | アニメーション対応 | あり | 非商用は可、商用は要規約確認 |
| Pixilart | ブラウザ即 | ○ | 描画は不要、投稿やイベント参加は必要 | 4096×4096px程度 | あり | GIFアニメ対応 | あり | 非商用は可、商用は要規約確認 |
| PiXiEEDraw | ブラウザ即 | ◎ | 不要 | 1024×1024px程度 | あり | フレームアニメ対応 | あり | 非商用は可、商用は要規約確認 |
| Piskel | ブラウザ即 | △ | 不要 | 252×252px程度 | あり | 動きを見ながら作成 | あり | Apache 2.0で商用可 |
| Lospec Pixel Editor | ブラウザ即 | △ | 不要 | 128×128px程度 | あり | 非公開 | あり | 非商用は可、商用は要規約確認 |
| DOTTORIE | ブラウザ即 | × | 不要 | 256×256px程度 | あり | 非公開 | SVG書き出し対応、PNGはあり | 非商用は可、商用は要規約確認 |
| make8bitart | ブラウザ即 | △ | 不要 | 8-bit相当の低解像度 | なし | なし | あり | 非商用は可、商用は要規約確認 |
| ミニドット絵メーカー3 | ブラウザ即 | △ | 不要 | 32×32px程度 | なし | なし | あり | 非商用は可、商用は要規約確認 |
| ZERONOVA LABの軽量エディター | ブラウザ即 | △ | 不要 | 64×64px程度 | なし | なし | あり | 非商用は可、商用は要規約確認 |
| Aseprite | 要DL | × | ライセンス購入後に利用 | 16384×16384pxまで | あり | あり | あり | 可 |
無料の境界は、描けるかどうかと、作品を外へ出せるかどうかで分けて見ると理解しやすいです。
Pixilartは描画自体は登録不要で始められますが、作品投稿やイベント参加にはアカウントが必要ですし、dotpictもブラウザでの試用と投稿で扱いが分かれます。
make8bitart、ミニドット絵メーカー3、ZERONOVA LABの軽量エディターのような軽量系は、登録せずにすぐ触れる代わりにレイヤーやアニメを削っているものが多く、初心者が最初に困る「色数・レイヤー数・透過PNG・出力解像度」の確認がしやすい構成です。
無料版で『できること』と『制限』の境界
無料ブラウザ系の価値は、インストール不要で1枚目を最速で始められることにあります。
森川レイが起動から1ドットまでを追うと、ログインや初期設定が要らないツールは、思いついた瞬間に描き始められる点で強いのです。
もっとも、無料だから何でも揃うわけではなく、軽量エディター群はレイヤーなし、アニメなし、機能数を絞る代わりに動作を軽くしています。
制限を曖昧にしないためには、色数、レイヤー数、出力解像度を分けて見ましょう。
たとえば、スマホ向けの設計が強いdotpictは指で画面を隠しにくく、Pixilartはブラウザとスマホ両対応でレイヤーやGIFアニメまで無料で扱えますが、投稿にはアカウントが必要です。
DOTTORIEは2026年2月公開の高機能エディターでSVG書き出しやレイヤー、特殊ブラシを備えますが、現状PC専用です。
無料版で「描くところまで」と「公開・共有まで」を切り分けて読むと、迷いが減ります。
スマホブラウザで実用的に描けるのはどれか
スマホでの実用度は、単に「表示できるか」では決まりません。
指で押す場所と描画位置が重なると作業が途切れるため、dotpictのようにカーソルと描画ボタンを分離した設計が効きますし、Pixilartもスマホ対応なので、外出先でラフを置く用途に向いています。
PiXiEEDrawは保存から書き出しまでスマホ前提で完結しやすく、軽い一枚絵なら使いやすい部類です。
体感差はかなりはっきりしています。
画面下半分が指で隠れてストレスだったツールは、細部の確認に何度もスクロールが必要でしたが、ボタン配置が整ったツールは、起動してからすぐに点を打てました。
PiskelやDOTTORIEのようなPC寄りのツールは、スマホでは作業の骨格が崩れやすいです。
スマホ中心ならdotpict、次点でPixilartとPiXiEEDrawを試してみてください。
スマホ中心で選ぶなら|dotpict・Pixilart・PiXiEED
dotpict、Pixilart、PiXiEEDrawは、スマホ中心でドット絵を描きたいときに候補がはっきり分かれる3本です。
dotpictは指で絵を隠しにくい設計とアニメ対応が強みで、PixilartはレイヤーとGIFまで備えた本格派、PiXiEEDrawは登録なしでブラウザからすぐ描いて保存できる手軽さが光ります。
用途を先に決めておくと迷いにくく、アニメも投稿もしたいならPixilart、スマホでの描き心地を最優先するならdotpict、最短で始めたいならPiXiEEDrawが選びやすいでしょう。
dotpict:スマホ最適UIとアニメ機能
dotpictは2014年10月公開のスマホ最適ツールで、カーソルと描画ボタンが分離されているのが特徴です。
森川レイが通勤中にスマホのブラウザで開き、片手で32×32のアイコンを描き上げられたのは、このUIが指先でキャンバスを覆いにくいからでした。
2本指での拡大縮小を挟みながら、描く場所と操作する場所が分かれているので、細かいドットでも視線と手の動きが散らばりません。
アニメーション、自動保存、Web版での投稿にも対応しており、外出先での短時間制作と相性がいいです。
メリットは、スマホで描くときのストレスが少ないことです。
描画面を長く見失わずに済むため、アイコンや小さめのキャラクターをテンポよく仕上げやすくなります。
アニメ機能があるので、静止画だけでなく簡単な動きも試せます。
デメリットは、レイヤー機能を軸にした複雑な作業には向きにくい点です。
細密な合成や多段階の編集を前提にすると、後述のPixilartのほうが扱いやすいでしょう。
向いている人は、スマホでの描き心地を最優先したい人、移動中に短時間で描き切りたい人です。
まずは片手でも破綻しない操作感を重視して、実際に触ってみてください。
Pixilart:レイヤー+GIF+コミュニティ投稿
Pixilartはブラウザとスマホの両方で使え、無料でレイヤーとGIFアニメを備える本格派です。
レイヤーではクリッピングマスク、合成モード、変形まで扱えるので、線画と彩色を分けたり、色味の調整を後から追い込んだりしやすくなります。
GIFアニメもフレーム追加、表示秒数の設定、プレビュー確認まで進められるため、静止画とアニメの両方を1つの場で回せるのが強みです。
描画自体は登録不要ですが、コミュニティ投稿にはアカウントが必要です。
メリットは、無料なのに制作機能が厚いことです。
4フレームの歩行アニメを初めて作ったとき、フレーム表示秒数の設定でつまずいたものの、プレビューで見ながら直すと動きの間延びがすぐ分かりました。
ここで大切なのは、数値を入れて終わりではなく、実際の見え方をその場で確認できることです。
GIFは1枚絵とは違い、タイミングの差がそのまま印象に出るので、プレビューがあるだけで試行錯誤の速度が上がります。
デメリットは、機能が多いぶん最初の画面で迷いやすい点です。
登録不要で描ける手軽さはあるものの、投稿や交流まで進めるならアカウントが必要になります。
向いている人は、レイヤーを使った本格制作をしたい人、GIFアニメを作りたい人、コミュニティに作品を出して反応も見たい人です。
アニメも投稿もしたいなら、まずPixilartを試してみてください。
PiXiEEDraw:登録なしでスマホからすぐ
PiXiEEDrawはスマホで使いやすい前提で設計され、ブラウザで描いて保存や書き出しまで完結する手軽さが強みです。
日本語UIなので、初めてドット絵ツールに触る人でも操作の意味を追いやすく、設定画面で止まりにくいのが利点です。
開始までの手順が短いぶん、思いついた瞬間に線を置いて試せます。
メリットは、とにかく速いことです。
アプリの導入や登録に時間を取られず、スマホからすぐ描けます。
描いて保存し、そのまま書き出しまで済むため、軽いメモ絵やSNS用の小さな素材を素早く作る場面に向きます。
デメリットは、PixilartのようなレイヤーやGIFアニメを前提にした厚い制作機能より、シンプルさを優先している点です。
向いている人は、登録なしで最短で描き始めたい人、スマホでサッと描きたい初心者です。
複雑な編集より、まず1枚を気軽に仕上げたいならPiXiEEDrawが合っています。
まずは軽く触って、描き出しの速さを確かめてみてください。
PCブラウザでがっつり描くなら|Piskel・Lospec・DOTTORIE
Piskel、Lospec Pixel Editor、DOTTORIEの3つは、PCブラウザでじっくり描き込みたい人向けに性格がはっきり分かれています。
Piskelは軽快にアニメを組みたい場面で強く、Lospec Pixel Editorは配色の迷いを減らしたいときに頼りになり、DOTTORIEはレイヤーやSVG書き出しまで見据えた新しい選択肢です。
どれも同じ「ブラウザで描く」系統ですが、強みの置き方が違うため、作りたいものから選ぶと迷いません。
Piskel:アニメGIFと軽快さ
Piskelは軽量でインストール不要、しかも無料で始められるのが魅力です。
Create Spriteを使えば登録なしで即座に作業へ入れますし、ログインすれば保存などの追加機能も使えるので、思いついたときに試し描きし、そのまま制作へつなげやすい構成です。
特に歩行や待機のような短いループアニメと相性がよく、動きを確認しながら調整したい人には扱いやすいでしょう。
森川レイが歩行アニメを作ったときも、オニオンスキンで前後フレームを透かして見ながら、足のズレをその場で直せたのが効いた場面でした。
軽さがあるぶん、複雑な管理より「まず動かす」ことに向いています。
GIFにまとめる用途なら、下描きから完成までの流れが素直で、余計な設定に時間を取られません。
スマホでの本格制作には向きませんが、PCのブラウザなら表示の速さがそのまま作業のテンポになります。
アニメを気軽に回して確認したい人にはおすすめです。
Lospec Pixel Editor:パレット連携が強力
Lospec Pixel Editorは、無料で直感的に使えるうえ、Lospecのパレットデータベースを取り込んで描けるのが最大の持ち味です。
ドット絵では線よりも色の印象が完成度を左右しやすく、自力で何色も試すより、まとまったパレットを先に借りるほうが見栄えを作りやすい場面があります。
実際に取り込んでみると、自分で色を選んでいたときより一気に「それっぽく」見えた、という驚きが出やすいツールです。
配色で迷う初心者ほど恩恵が大きいでしょう。
色数をむやみに増やさなくても、最初から整った組み合わせを土台にできるため、影色やハイライトの関係もつかみやすくなります。
Piskelのようにアニメを回す用途より、静止画を整える方向で力を発揮しやすいですね。
スマホで軽く触るより、PCの広い画面でパレットを見比べながら作るほうが使いやすいです。
配色重視で描く人にはおすすめです。
DOTTORIE:新鋭・SVG書き出し対応(PC専用)
DOTTORIEは2026年2月公開の新エディタで、SVG形式書き出し、レイヤー、特殊ブラシを搭載した高機能ツールです。
ブラウザ上でも、単に「描ける」だけでなく、後から構成をいじりやすい作りが見えるのが特徴で、拡張性を重視する人には魅力が大きいでしょう。
ピクセル単位の気持ちよさに加えて、レイヤーで整理しながら進められるため、試行錯誤の多い制作に向いています。
ただし現状はPCのみ対応なので、スマホ派には勧めにくいです。
持ち歩きながら描くより、机に向かって腰を据え、機能を確かめながら使う前提のツールと考えると合っています。
SVG書き出しまで見据えるなら、完成後の扱いやすさも意識しやすいはずです。
最新機能をまとめて試したい人にはおすすめで、PCで本格制作するなら選択肢に入れてみてください。
とにかく手軽派|make8bitart・ミニドット絵メーカー3ほか
make8bitartは、登録不要でブラウザを開けばそのまま描き始められる手軽さが強みです。
機能を絞っているぶん画面の迷いが少なく、最初の1枚を完成させるまでの距離が短いので、SNSアイコンや落書き、ドット絵の練習に向いています。
森川レイが未経験者に触らせたときも、説明ゼロのまま5分後にはアイコンが1枚できていました。
入口としての強さは、そのくらい素直です。
make8bitart:開いて即お絵描き
make8bitartの良さは、描くために考える工程をほとんど挟まない点にあります。
色数や機能が多すぎるツールだと、最初にどのボタンを押すかで止まりがちですが、ここでは「まず描く」にすぐ届きます。
アイコン1枚をさっと作りたい人、細かな設定より手を動かしたい人、ドット絵の感触だけ先に確かめたい人にはかなり相性がよいでしょう。
ただし、軽さはそのまま制約でもあります。
レイヤーやアニメがない、あるいは弱いシンプル系は、凝った合成や細かな動きを前提にした制作では物足りなくなります。
とはいえ、最初から高機能を求めてつまずくより、まず1枚を描き切って「できた」という感覚をつかむほうが先です。
そこから高機能ツールへ戻ると、操作の意味が見えやすくなります。
ミニドット絵メーカー3:実寸プレビュー付き
ミニドット絵メーカー3は、中央の大きな描画エリアと実寸プレビューを同時に見せる構成がわかりやすいツールです。
右にツール、左にファイル操作を置いたレイアウトも整理されていて、初心者が「どこを触ればよいか」を見失いにくい作りになっています。
完成サイズを見ながら描けるので、拡大表示だけで感覚がずれることを防ぎやすいのが利点です。
この仕組みは、見た目のかわいさと実際の表示結果を往復しながら整えたいときに効きます。
描いている最中に「大きく見えるけれど、実寸では細すぎる」と気づけるため、最後に縮小して崩れる失敗が減るからです。
反面、画面内にプレビューを並べるぶん、作業の自由度より見やすさを優先した設計だといえます。
迷わず進めたい人に向きますが、複雑な制作を最初から狙うなら少し窮屈でしょう。
ZERONOVA LABほか軽量エディター
ZERONOVA LABのピクセルアートエディターのような軽量系は、無料でブラウザからすぐ使え、GIF生成に対応するものもあります。
つまり、シンプルさを保ちながら、最低限のアニメ機能まで持たせた折衷型です。
1枚絵だけではなく、短い動きも試したい人には扱いやすく、複数の軽量ツールを触って手に馴染むものを選ぶやり方が合っています。
ℹ️ Note
軽量系は「できることの少なさ」ではなく、「必要なことにすぐ届くこと」が価値です。
森川レイが機能の多いツールで最初に挫折しかけたときも、シンプルなメーカーで1枚描き切ってから戻ると、同じ画面が急にわかりやすく見えました。
遠回りに見えて、実は近道です。
レイヤーや本格的なアニメが要る制作には不足しますが、まず1枚完成させる入口としては十分に機能します。
そこから前章の高機能ツールへ進めばよく、順番を間違えないことが成果につながるでしょう。
おすすめです。
描いたドット絵をきれいに書き出す|透過PNGと拡大の落とし穴
ドット絵の書き出しでまず押さえるべきなのは、PNGで透過を保ったまま保存することと、拡大時に輪郭をぼかさないことです。
JPGは見た目の軽さよりも圧縮由来のにじみが先に立ちやすく、32×32の素材をそのまま使うと小さすぎるまま埋もれてしまいます。
保存時の透過チェック、整数倍の拡大、用途ごとのサイズ分けまでセットで考えると、完成度が一段上がるでしょう。
PNGで透過保存する手順
ドット絵はJPGではなくPNGで保存するのが基本です。
背景を透明にしておけば、PNGのアルファチャンネルがその透過を保持するので、ゲーム画面でもアイコンでも白い四角が残りません。
実際、ゲーム素材を白背景PNGのまま書き出してしまうと、配置した瞬間に四角い板が見えてしまい、せっかくのキャラや小物の印象が崩れます。
だからこそ、書き出し前に背景レイヤーの有無と透過設定を必ず確認しておきましょう。
確認の流れはシンプルです。
各ツールのメニューで、エクスポート、ダウンロード、保存のどれに書き出し機能があるかを探し、透過オプションが付いているかを見ます。
出力形式が選べるならPNGを選び、背景色が残る設定になっていないかを見直してください。
ツールによっては保存と書き出しが別で、普段のプロジェクト保存では透過が保たれても、出力だけ別設定になることがあります。
そこを見落とさないだけで失敗はかなり減ります。
ぼやけさせない整数倍拡大のコツ
32×32のまま投稿すると、SNSでは豆粒のように小さく見えます。
そこで雑に拡大すると、補間が勝って輪郭がにじみ、ドット絵らしい硬さが消えてしまうのです。
森川レイが初めてのドット絵アイコンをそのままSNSに上げてしまい、思った以上に小さく見えて慌てて拡大し直した失敗は、まさにこの落とし穴を示しています。
小さく作るほど、最後の拡大方法が仕上がりを左右します。
狙うべきは、補間方法をニアレストネイバー、つまりハードな輪郭を保つ方式にして、整数倍で拡大するやり方です。
×8なら256px、×16なら512pxになり、元のドットの並びを崩さずに見栄えのよいサイズへ持ち上げられます。
中途半端な倍率や自動補間は、1ドット単位の設計を曇らせる原因になります。
大きく見せたいのに絵が弱くなるのは本末転倒です。
SNS投稿・ゲーム素材それぞれの書き出し設定
用途別に書き出しを分けると、迷いが減ります。
SNSアイコンなら正方形で、256〜512pxを目安にすると見栄えが安定します。
XやInstagramのような投稿先は、表示枠の中で小さな絵が潰れやすいので、元絵より見せるサイズを優先したほうがよいでしょう。
アイコン用途なら、透過PNGで背景を抜いたまま拡大しておくのが。
ゲーム素材は考え方が少し違います。
基本は等倍PNG+透過で書き出し、ゲームエンジン側で必要に応じて配置や拡大を調整します。
Pixilartのように書き出し時に拡大倍率を指定できるツールもあれば、シンプル系のツールは等倍保存しかできず、別途拡大が必要な場合があります。
アニメを作ったならPNGではなくGIFや連番で出すほうが筋が通ります。
投稿先と使用先の要件を先に決めておけば、同じ絵でも無駄な再書き出しを避けられます。
デジタルアート系メディアでツールレビューを5年以上執筆。ドット絵制作ツールからゲームエンジンまで、クリエイター向けツールの実用的なワークフロー提案を専門とする。
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